海外の展示会でブースに立つと、想定外の質問が次々と飛んできて英語が追いつかない、という経験は多くの方が持っています。名刺交換のつもりで手を出したらバッジをスキャンされたり、価格をその場で聞かれて答えに困ったりと、展示会の接客には独特の間があります。このページでは、メーカーのブース接客に特有の場面—リードスキャン、サンプル依頼、MOQや見積もりのやり取り、OEM相談への対応など—に絞って、実際に現場で使われる英語フレーズと会話例を紹介します。教科書的な言い回しではなく、ブースで本当に交わされているやり取りを中心にまとめていますので、次回の展示会前にひと通り目を通しておくと安心です。
このシーンをAI相手に練習する(無料)スタッフ
Welcome to our booth! Are you interested in our new sensor series?
ブースへどうぞ。新しいセンサーシリーズにご興味がありますか。
バイヤー
Yes, actually. We're looking for a supplier for our new product line.
はい、実は新製品ライン用のサプライヤーを探しています。
スタッフ
Great, let me scan your badge first so I can send you the full catalog.
それでは先にバッジをスキャンさせてください。全カタログをお送りします。
バイヤー
Sure, here you go. What's the MOQ for the XR-200 model?
どうぞ。XR-200モデルの最小発注量はどのくらいですか。
スタッフ
The minimum order quantity is 500 units, but we can discuss smaller trial orders too.
最小発注量は500個ですが、少量のトライアル注文についてもご相談可能です。
バイヤー
That works. Can I get a sample unit to test before we commit?
それなら大丈夫です。契約前にテスト用のサンプルをいただけますか。
スタッフ
Of course. I'll arrange a sample shipment and email you the specs and formal quotation next week.
もちろんです。サンプルの発送を手配し、来週仕様書と正式見積もりをメールいたします。
バイヤー
Perfect. One more thing—do you offer OEM options?
ありがとうございます。あと一つ、OEMの対応はありますか。
スタッフ
Yes, we do. Let me introduce you to our sales engineer who handles OEM inquiries directly.
はい、対応しています。OEMのお問い合わせを直接担当するセールスエンジニアをご紹介します。
バイヤー
That would be great, thank you.
それは助かります、ありがとうございます。
1.Welcome to our booth! Please take a look around.
ブースへどうぞ。ご自由にご覧ください。
💡 最初の声かけ。立ち止まった人への基本フレーズです。
2.Are you here as a buyer, or just browsing today?
本日はバイヤーとしてのご来場ですか、それとも見学ですか。
💡 商談相手かどうかを最初に見極める展示会特有の質問です。
3.Let me scan your badge so I can send you more information later.
後ほど資料をお送りするため、バッジをスキャンさせてください。
💡 海外展示会では名刺交換よりバッジスキャンが主流です。
4.This is the flagship model we're launching this quarter.
こちらは今期発売の主力モデルです。
💡 新製品紹介の定番。flagshipは目玉商品を指す語です。
5.Would you like to see a live demo of this product?
こちらの製品のデモをご覧になりますか。
💡 デモブースへ誘導する際の自然な声かけです。
6.This unit on display is a sample; it's not for sale here.
展示中のこちらは見本品で、この場での販売はしておりません。
💡 展示品の誤解を防ぐための必須フレーズです。
7.For technical specifications, let me call our engineer over.
技術的な仕様については、当社の技術者を呼びますので少々お待ちください。
💡 営業担当が答えられない専門質問への対応表現です。
8.Our minimum order quantity for this line is 500 units.
この製品ラインの最小発注量は500個です。
💡 MOQはBtoB展示会で必ず聞かれる基本情報です。
9.I'll email you a formal quotation within a week after the show closes.
閉会後1週間以内に正式なお見積もりをメールいたします。
💡 会場での即答を避け、後日対応にする商習慣を示す言い方です。
10.If you're interested in becoming a distributor, let's set up a follow-up meeting.
代理店にご興味があれば、後日改めて商談の場を設けましょう。
💡 OEM・代理店契約の話に発展した際の締めのフレーズです。
名刺交換よりバッジスキャンが主流
欧米の展示会では名刺交換の代わりにバッジをリードスキャナーで読み取る運用が一般的です。名刺を出されても慌てず、「Let me scan your badge」と自然に切り出せるようにしておくと、リード情報の取り忘れを防げます。
展示品は「売り物ではない」と明確に伝える
ブースに並ぶ実機はデモ・サンプル用で、その場での販売を前提としないメーカーが多いです。誤解を避けるため「This unit on display is a sample」のように、展示品の位置づけを最初にはっきり伝える一言が信頼につながります。
価格は即答せず後日フォローにするのが基本
会場での価格交渉は避け、見積もりは正式な書面で後日送るのが商習慣として定着しています。その場で数字を聞かれても「I'll email you a formal quotation」と丁寧に受け止め、社内の営業プロセスに沿って対応する姿勢を見せることが大切です。
Q. 名刺交換の代わりにバッジをスキャンしても失礼になりませんか。
A. 失礼にはなりません。海外の展示会ではバッジスキャンによるリード管理が一般的な運用として定着しているため、「Let me scan your badge」と伝えれば自然に受け取ってもらえます。名刺を渡された場合は、スキャンと合わせて丁寧に受け取ると印象が良くなります。
Q. 専門的な技術質問に英語で答えられない場合はどうすればいいですか。
A. すべてを一人で答える必要はありません。「For technical specifications, let me call our engineer over」のように専門担当へつなぐ一言を用意しておけば、無理に答えようとして誤情報を伝えるリスクを避けられます。事前に社内で誰が技術対応するか決めておくと安心です。
Q. 会場でその場で価格を聞かれたときはどう答えるのが自然ですか。
A. 多くのメーカーは会場での即答を避け、後日正式な見積もりを送る運用にしています。「I'll email you a formal quotation within a week after the show closes」のように、対応の流れを伝えるだけで十分丁寧な回答になり、社内プロセスとも矛盾しません。
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